流山ねぎの写真

わたしたちは「流山ねぎ広め隊!」です

流山で一番生産されている野菜は?

小学校では、地域のことを学ぶ時間があります。流山市立八木南小学校では3年生の総合的な学習の時間に、流山の農業について調べました。子どもたちは流山で長ねぎや青ねぎが一番収穫量の多い野菜であることを知りましたが、「それって街のみなさんは広く知っているのだろうか?」「もっと流山のねぎの魅力を伝えたらいいんじゃないか。」と、考えることにしました。

市内の飲食店等とも協力して

ねぎはほとんどの人が食べたことがある野菜である一方、薬味など使い方が限られる印象もあります。そこで、子どもたちが食べてみたい「夢のねぎ料理」を考え、市内の飲食店さんやお菓子屋さん、パン屋さんにそれを作ってもらう協力をお願いすることにしました。こだわりは、ねぎが主役であること、ねぎが苦手な人でも食べられそうなものです。
結果、市内5店舗で9つの自慢のオリジナルねぎ料理がうまれました。カレーやパスタ、マフィン、マカロンと種類も豊富です。(期間限定品もあり)
協力した飲食店から「お店のメニューを見てオファーをしてくれたみたいで。学校にお邪魔して子どもたちと試食、メニュー名を決めていくのが楽しかったです。」と感想も寄せられています。

キジカフェの「オムカレーとシャキシャキねぎオーロラソース」
ミレーの「ねぎマカロン」「ねぎブッセ」
央製パン堂の「流山産の青ねぎを使ったチーズマフィン」

うまく人に伝えるには

せっかく完成した「夢のねぎ料理」。たくさんの人に知ってもらい、食べてもらいたい。どうやったらうまく伝わるのだろうか。「人に伝える仕事をしている人に聞いてみよう。」ということになり、流山市マーケティング課の職員が授業を行うことに。
〇上手なチラシやポスターは相手に伝わるもの
〇何を、誰に、どうやって、どうなってほしいのか
〇自分の心が動く理由を考えてみよう
〇一番伝えたい人を思い浮かべてみよう
授業で聞いた内容を活かして、ポスター、チラシ、動画が出来上がりました。作成した動画は、流山おおたかの森駅、南流山駅のデジタルサイネージで期間限定で放映されることになりました。

授業を企画した菅沼先生は「流山にはすてきな人がいて、自慢のねぎがあり、それを知った子供たちがいきいきとした表情で考えたり行動したりする姿が印象的でした。農家の方の思いや、お客さんの気持ち、友達の考えなど、周りに目を向けられるようになった姿に成長を感じます。」と話します。
「夢のねぎ料理」は、食べた人の評判も上々です。「子どもたちのアイデア力に驚きました。とてもおいしかったです。」「この活動は本当に素晴らしい。」「ねぎが流山で一番の収穫量とは知らなかった。家でもつくります。」など、アンケートは市内外から300以上も寄せられました。

喫茶アモールの「冬のばくうまねぎのジュージュー焼き」
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