Nまちデザインメンバーのみなさんの写真

“魅力は、やはり「ひと」”学生として流山を盛り上げていきたい ②

2023年2月11日(祝)流山おおたかの森駅北口で、「NORTH SQUARE MARKET」が開催されました。主催したのは、まちづくり団体「Nまちデザイン」。その中の高校生メンバー、Miharuさん、Ayahaさん、Nananeさん、Amakiさんは、街に関わることでもっと流山が好きになったといいます。流山への想いや活動についてお聞きしました。

①はこちら

大事にしたいのは、「この人から買いたい」気持ち

マーケットに出店していただくお店には、4人で手分けして取材に行きました。そこで、お店ができた経緯や店主さんの商品への想いを直接聞いて、尊敬と純粋に好きになる気持ちが芽生えました。ウェブで検索する内容だけでなく、会話をすると店主さんの趣味なども知れて心の距離も近づきます。この気持ちを、マーケットに来ていただく方々にも伝えたい、「この人から買いたい」という人を増やして地元のお店を盛り上げていく必要があると考え、MiharuさんとAyahaさんが普段書いているイラストを活用することにしました。Miharuさんは、曼荼羅研究が趣味ですが、言葉だけで全部は伝えきれないから絵にしてあらわすという曼荼羅の知識をマーケットに応用しようと考えました。

4人それぞれ強みがある

MiharuさんとAyahaさんはイラスト、Amakiさんは文章書き、NananeさんはSNS運用と、それぞれの得意を活かして役割分担しています。自分ができないことができるそれぞれを尊重しているので、本音でぶつかっても喧嘩にはならないそう。むしろ、「こういうやり方や考え方があったか!」と自分を振り返るきっかけをもらえているといいます。イラストを担当するMiharuさんとAyahaさんについては「これまで磨いてきたイラストへのこだわりと情熱がすごい。またアイデアがたくさん出てくる。」Amakiさんについては、「小説を書くのが趣味なだけに文章がうまい。誰しもに伝わりやすい書き方の工夫をしている。」Nananeさんについては「SNSにおしゃれにアップする知識をたくさん持っている。仕事が早くて、頼んだらすぐに出来上がる。」とそれぞれを具体的に評します。
メンバーの中で誰が一番ユニークかを聞いたら、笑いながらMiharuさんは「私かなぁ」と、じゃあ一番調整がうまい人は誰かと続けると「NananeさんとAmakiさん」と返ってきました。

流山のセレクトショップがつくれたら

2月11日のマーケットは、前日の夜まで準備でバタバタでしたが、やれることはやったので当日は「やってやるぞ!楽しみ。」という気持ちでむかえました。結果、たくさんの来場をいただき、店主さんと来場の方の交流もうまれ「このマーケットを機に出店者のお店にも行きたくなりました。」「会場のデザインが素敵でした。」などの感想をもらいました。やりきった感はあるものの、継続することが大事なので、4人ですぐに振り返りをして反省点がたくさん出ました。当日の動画もカメラが好きなAyahaさんが編集後すぐにアップしました。それらを次につなげたいと思っています。
流山は、発展が魅力なのではなく、エリアごとに多様な顔を持ち、そこに暮らす人が良いのだと考えています。流山が地元であるというアイデンティティを持つ人を増やしたい。そのために、市民として盛り上げる活動をしていきたい。将来的には流山の魅力がつまったセレクトショップをつくれたらいいなと夢は広がります。
それぞれの展望を聞きました。


Miharuさん:流山といえば〇〇と誇りに思えるものを自分たちでつくりあげていきたい。
Ayahaさん:まずは一歩一歩進んで、成功を積み上げていきたい。
Nananeさん:自分たちがひとつのものを経営できるようになりたい。
Amakiさん:埋もれている作り手の想いを伝えていきたい。街にかかわることで自分も成長したい。

.

おすすめの記事