Nまちデザインメンバーの写真

“魅力は、やはり「ひと」”学生として流山を盛り上げていきたい①

2023年2月11日(祝)流山おおたかの森駅北口で、「NORTH SQUARE MARKET」が開催されました。主催したのは、まちづくり団体「Nまちデザイン」。その中の高校生メンバー、Miharuさん、Ayahaさん、Nananeさん、Amakiさんは、街に関わることでもっと流山が好きになったといいます。流山への想いや活動についてお聞きしました。

始まりは、江戸川台EASTREETPROJECT(※)

通学で使っている江戸川台が盛り上がったらいいなと以前から思っていたところ、「みちで何しよう?~道路の新しい使い方を考えるワークショップ~」が江戸川台で開催されることを知りました。ただ、平日の昼間が開催日、学校があるので参加できませんでした。そしたら、家族ぐるみでお付き合いのある方から、この江戸川台プロジェクトをやっている方々を紹介していただけることになり、「会ってお話するうちに、参加したい!となりました。」と語るMiharuさん。Ayahaさんとは双子の姉妹で、高校の同級生のNananeさん、Amakiさんを誘い、4人の高校生メンバーが誕生しました。
4人は高校3年生で大学の進学も決まっており、ビジネスデータサイエンスの学科に進み自分のためにも新しいことに取り組んでみたいAyahaさん、経営学部へ進むので経験を積んでみたいNananeさん、自分の興味分野を実践する良い機会だと思ったAmakiさんと、それぞれの想いがあります。
(※)江戸川台東口商店街で地域住民と商店街が主体となり、商店街の賑わい創出を目指して道路空間利活用のための社会実験を実施

江戸川台には地域での人の交流が残っている

江戸川台EASTREETPROJECTでは、2回の実証実験期間中にマルシェやナイトカフェなどを開催したり、商店街店舗とコラボした食べ歩き商品開発、ストリートシネマ、はじめてのおつかいなどの道路上のアクティビティがうまれました。
プロジェクトに参加してみて、江戸川台にはチェーン店だけでなく地元のお店も多いことがわかりました。実証実験のはじめてのおつかいでも、商店街の八百屋さんと子どもの交流がみられたりと、普段の生活では触れ合う機会が少ない、歳の離れた方々との交流の可能性を感じ、あらためて、江戸川台という地域をもっと大事にしたいという想いが強まりました。4月以降も学生団体として江戸川台で企画をつくっていきたいと考えています。

「Nまちデザイン」に参画

プロジェクトにお手伝いとして関わるだけでなく、学生の自分たちとしても街でやりたいことを形にしたいと、まちづくり団体「Nまちデザイン」に参画することにしました。「Nまちデザイン」は、流山市内の隠れた公共空間や人材などを発掘し、公民連携により地域の価値を上げることを目的につくられた団体です。
まずは、流山おおたかの森駅北口広場の活用にチャレンジするため、2月にマーケットを開催することになりました。4人が団体に参加したのが1月末、マーケット開催まで短い準備期間しかなく忙しい毎日でしたが、商品を売る、利益を得るだけではなく、地元のお店のこだわりや店主さんの人柄を伝えたいと使命感のようなもので動きました。

②に続く

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