安芸さん

流山からJリーグを目指す②

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あらたな夢が見つかる

スポーツ選手が引退後の仕事をどうするか、というセカンドキャリア問題。自分も不安に感じていました。そこで、アイルランドでプレーしながら、SNS発信など副業になり得るものを探すことに。その中で自分がこれは得意かもしれないということを見つけました。それが、イベント運営。日本のお祭りを再現して焼きそばを作ったり、ラーメンの食べ方講座を開くと、多くの人が喜んでくれて、サッカーで勝ったときと同じ幸せを感じることに気づいたんです。得意なイベント運営と好きなサッカーを合わせると、人にプラスのエネルギーを生み出すことができるかもしれない。サッカーをすることと同じくらい打ち込める天職を見つけた、その時点でサッカー選手を引退しようと決めました。
日本に帰ってきて、Jリーグを目指しているCOEDO KAWAGOE F.Cで選手として活躍してくれないかとオファーをもらいました。サッカークラブの経営を学ぶことができるなら、とオファーを受け、1年間プレーをしながら経営を学びました。

NAGAREYAMA F.C.を立ち上げ

2021年11月に、流山市にサッカーの社会人リーグ「NAGAREYAMA F.C.」を立ち上げました。夢は10年以内にJリーグ参入を目指すことです。これを言うと、「流山で?」と驚かれる方もいらっしゃいますが、流山市は人口が20万人を突破し、今も増加中です。全国のJリーグチームを持っている地域と人口で比較しても、流山市は十分その規模があると思います。
アイルランドから帰国して、流山に住み始めましたが、広々としていて可能性にあふれている街だと感じています。成長途上で完璧に出来上がっていないからこそ、自分たちでつくっていける余白があります。そして、人口が増えているので需要はある。経営者目線で、魅力的です。また、新しいものをウエルカムな雰囲気で、チャレンジするのを応援してくれる人が多いです。それを日々感じています。

街とともに成長していきたい

サッカーの練習は、週2回、仕事が終わった19時30分からです。サッカーと仕事を両立できるよう考えています。セカンドキャリア問題もあるので、地元の企業で人材不足なところにクラブの選手を雇用してもらったりと、安定してサッカーができる取り組みも進めています。
現在は市内にグランドがないのですが、練習や試合風景を流山の子どもたちに身近に見てほしいです。そして、サッカースクールや元Jリーガーがサッカーを教える機会もつくりたい。
立ち上げて間もないクラブですが、パートナー企業は11社、クラブのインスタグラムのフォロワーも大きく増えています。私たちは、パートナー企業に一方的に寄付をしていただくのではなく、クラブを通じて企業のPRやブランディングにつながるように活動していくつもりです。なので、スポンサーではなくパートナーと呼ぶことにしています。双方にとって良い企画を考えるのは昔から好きで、人の話を聞くことも好きです。
そして、サッカーでつながったご縁を活かして、流山で経営者同士のコミュニティをつくってみたいです。経営者がコラボやマッチングをすることで、横のつながりが強くなり、相乗効果をあげることができればという思いがあります。
クラブのメンバーとともに、街のごみ拾いも始めました。仕事とサッカークラブ運営、地域活動と、日々忙しいですが、好きなことをやっているのでつらいと感じることはありません。まもなくNAGAREYAMA F.C.ファンクラブも立ち上げる予定です。ここ、流山で街とともに成長していきたいです。

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