流山こども会議の写真

【開催レポ】流山市こども会議市長・教育長報告会

流山市では、こどもたちが自由に意見を言える、伝えることができる場所として、「流山市こども会議」を令和5年11月に設置しました。小学5年生から18歳までの15人のこども会議委員メンバーはこれまで4回の会議を重ね、最終報告会でプレゼンを行いました。(※集合写真は、当日欠席2人で13人となっています。)

公募で集まった15人のこども会議委員。「住む街である流山を少しでも良くしたいと思ったから。」「明確にここを変えたい、ということはなかったけど、興味があって。」「友人に誘われて。」など、こども会議委員への応募動機は様々です。住むエリアも年齢も課題意識も多様なメンバーではありますが、報告会に向けて話し合いを重ねるうちに仲間になっていった、といいます。

プレゼンは、3班に分かれて3つのテーマで行われました。
⦁ 相談できる場所や人について
⦁ 自然環境や通学路について
⦁ 校則や制服について
悩みを相談できる場所や人の存在が、子どもたちにあまり知られていないから、カウンセラーの方に授業をしてもらう、自然環境の保全の取り組み内容が難しいので子どもにも分かりやすいページを作る、校則をいったんリセットしてその前後でテストして学力への影響を見てみる、など、具体的な意見や提案がありました。

プレゼンの後の井崎市長、田中教育長を交えた意見交換会では、「流山市を今後どうしていきたいですか。」「好きな書籍は。」など、こども会議委員のみなさんからたくさんの質問が出て、盛り上がりました。
最後に、こども会議委員からは「流山市の課題が明確に分かり、解決に近づける確信と自信を持てた。」「街のことをそこまで変えたいとは思っていなかったけど、一緒に考える人がいたことで、変えられそうだと思った。」「他校の人たちとの絆を深められた。」「これまでのルールを考え直す良い機会になった。」「もっと良い案はないか、いろいろな角度から見て意見をまとめていく。楽しかったし疲れたけど、大きな経験になった。」という感想も寄せられました。

今後も、市のこども計画策定などの際には、子どもたちの声を聞いていく予定です。

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