半年間毎日つくり続けたスコーン
星子スコーンは、いまでも私ひとりでつくっているスコーンです。
なんとなくアフタヌーンティーの気分を楽しんでみたくて(笑)、スコーンを自作してみたのですが、最初は全くうまくできませんでした。
家族に感想をもらいながら改良を重ね、小麦粉やバターなどの素材を変えたり、手順を変えたりしながら試作する毎日。こだわりだしたら突き詰めるタイプなもので、気づいたら半年間毎日スコーンを作り続けていました(笑)。
試作品も含め大量のスコーンをつくってしまったため、家族だけでなく、友人にもスコーンを配っていたところ、そのつながりから「このスコーンを買いたい」と言ってもらえることがだんだん増えていきました。
私にとっては自分が食べたいと思うスコーンをつくりはじめただけなのに、まわりのみんなが喜んでくれたり、助けてくれたり、販売までするようになるなんて、まったく想像もしていなかったことです。
「星子スコーン」という名前も、商品パッケージデザインも友人が考えてくれたものです。友人の助けや後押しがあって、星子スコーンは誕生しました。
看護師もやっています
まちのイベントに出店すると行列ができ、購入できない方もいらっしゃるほど待ち望んでくださる方がいることは、とてもありがたくもあり申し訳なくも思っています。
みなさんにこのスコーンを食べてほしいと思ってレシピを公開していた時期もあるのですが、「星子さんのスコーンを自分で再現しようとしてもおいしくできない。星子さんじゃなきゃ。」とお客さまが言ってくださることもあって、結局いまでもひとりでせっせとつくっています。そのため、つくれる数にはどうしても限界はあります。
実のところ、2014 年に菓子工房を構え本格的に星子スコーンの販売を始めてからいまでも、学校卒業後続けてきた看護師の仕事もし続けています。2017年から店舗販売もするようになりましたが、病院が忙しい時期には店舗もスコーンづくりもお休みさせていただいています。
基本のプレーンのレシピは販売当初からまったく変えてはいませんが、いまではイベントでの出展者の方々との出会いなどを通して、フレーバーは80 種類ほどに拡がっています。
ふるさと納税の返礼品では、星子スコーンの定番、プレーン、チョコチップ、クランベリーの3 種類を常温でお届けしています。
スコーンは焼き立てを味わうのが美味しいと言われていますが、星子スコーンは冷めた状態でもおいしいスコーンにするため工夫しています。もちろん、トースターなどで温めてい
ただければ、さらに美味しく召し上がっていただけます。
スコーンからひろがる光景
スコーンを誰と食べようか?どんなタイミングで?どんな飲み物と?どんな器に乗せて?誰に届けよう?など、スコーンを通してみなさんの暮らしの中にどんな物語が生まれるのか。私にはそのことにとても興味があり、スコーンから物語が拡がっていく光景を想像することが、スコーンづくりのモチベーションにつながっています。
みなさんの暮らしの中にちょっとしたアクセントになれればと願い、今日も工房でスコーンをつくっています。
星子スコーン
instagram https://www.instagram.com/hoshikoscone_info/
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