佐藤さんの写真

自分の得意分野を活かす

東京理科大学学生
アゼリアワークス合同会社代表社員 佐藤 聖真さん

中学のころに動画編集に興味を持ちました

中学のころにパソコンを使って動画編集することに興味を持ち、高校では写真部、映像研究同好会に入っていました。大学は、情報系の専攻がある、第一志望だった東京理科大に合格しました。
東京理科大の野田キャンパスは、自然が豊かですが、大学外の近くに遊べるところが少ないので、学内で集まることが多くなります。だから、学生同士も絆も深まるような気がします。

理大祭の実行委員に

エンターテインメントに関わるのも好きなので、大学の学園祭「理大祭」の実行委員になり、広報を担当しました。初年度は、写真撮影などのパーツづくりを担当していましたが、2年目、3年目はステージのライブ配信を行いました。コロナ禍でもあり、2年目、3年目はオンライン運営でしたが、自分の得意分野を活かせたと思います。
イベント動画は風景動画よりも動きがあるし、自分のつくったものを多くの人に見てもらうきっかけとなりました。情報を受け取って、それをどのように出すのか、その工夫をすることが面白いと感じました。

利根運河と関わるきっかけ

理大祭実行委員は引退しましたが、大学の友人が所属しているメディアアートサークル経由で、利根運河にこいのぼりをあげる企画や運河駅自由通路での展示などを知りました。自分でも利根運河のイベントにいくつか参加していると、利根運河交流館の方から「水辺で乾杯!TONEUNGA」イベントを一緒にやってみないか、と誘われました。自分の得意分野で関われることは関わろうと、イベントのサイト作成と動画編集のお手伝いをすることになりました。
東京理科大には七夕にチェックシャツを着るドレスコードがあります。(一部しか知られていないかもしれませんが・・・)このイベントでも、チェックシャツを着て7月7日の夜7時7分に乾杯をしました。地元だけでなく、多くの方のご来場があり、イベントは盛況のうちに終了しました。

合同会社を設立

実写の動画をやっている人が、自分の周りにはあまりいなくて、いまどきではないかもしれませんが、自分の特徴だと思っています。実写では、マイクを使った音のとりかたや映像を撮る位置決めなどにこだわります。ドローンを使っての撮影も取り入れたので、これを機に合同会社をつくりました。会社設立の手続きが大変そうといわれるのですが、手続き関連は好きだし、面白いです。友人から「社長!」と呼ばれることがあるのですが、周りの人がそれを聞いて「あだ名かと思っていたら、本当に社長なんだね」と驚いています。(笑)

「好き」「面白い」を大事にしていきたい

会社を設立したのは、必要があったから。起業には、プレゼンして資金調達して・・・というイメージもあるかもしれませんが、自分の場合はそれとはアプローチが違うと思います。動画編集は趣味でやっている部分が多いので、自分の好き、面白いと感じることを大事にしていきたいです。
10月21日(土)に、「利根運河シアターナイト」が開催されますが、理科大の建築学科の学生たちがかかわっています。その様子を自分なりに発信してみようと思っています。

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